既存マンションのブロードバンド化に関して |
「IT」情報通信技術の発達、通常私たちがインターネットを利用する技術が今、ブロードバンドと呼ばれる高速での通信を行う環境に変わってきました。
・ 通常の電話線を使った通信技術(ADSL)から、光ファイバーケーブルを使う(FTTH)、ケーブルTV、また無線を使うものまで、いままで電話をかけて使っていたのが常時接続、しかもかなり高速になってきました。 新築マンションではブロードバンドマンションと呼ばれるほど入居者に対して売り文句にまでなっています。 しかし、既存マンションでこんな環境を使うにはどうすればいいでしょう。個人でADSLを申し込み利用している人もいるでしょう。また、ケーブルTVを利用している人もいるでしょう。 ・ まずはどうやったら利用できるのか、その選択肢の情報収集とそれを判断する知識が必要です。 特に、既存の電話線を利用する場合を除けば光ファイバーケーブルの引き込みなど工事を伴うことになります。 しかもマンションではこのケーブル等の工事は共有部分に対して行うことになります。独自の判断で工事をする事ができません。 13年12月、法務省より「既存の分譲マンションのIT化工事に関する区分所有法の考えかた」が発表されています。 法務省の資料です(PDF) http://www.moj.go.jp/MINJI/minji37.pdf
・ 工事の影響(外観、設備)を理解し、区分所有者への理解を求めてください。 ・ 工事費用の負担も考える。設備の利用者が負担するほうが理解を求めやすいと思われます。 特に、利用するメリットを理解してもらうことが必要です。 インターネットなんて使わないからと関心を持ってもらえないと説明も聞いてもらえないでしょう。 これからのマンションライフを快適にするために大いにIT技術を利用してもらいたいものです。 |
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